台湾華語

(発音編 第11回)子音 – 唇音(b, p, m, f) 【音声読み上げ機能付き!イメージで中国語(台湾華語)学習】唇音(しんおん)は下唇と意識する

要約:最後まで読むと、この画像の内容が理解できます。

前回までの記事「イメージで中国語(台湾華語)学習 発音編まとめ(母音-第1回〜第10回)」では母音について学んできました。

今回からは子音について学んでいきます。

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子音 – 唇音(b, p, m, f)

今回から学ぶ子音は合計で21種類あります。

子音の概要を簡単に確認し、それぞれについて今回から学んでいきます。

子音の種類

中国における子音は全部で「21つ」あります。

21って…。

日本語の子音は「13つ」と言われているので、多く感じます。

しかし、前回まで学んだ母音は「36つ」もあったことを考えると、少し少なく感じませんか?

子音には次の6つの分類があります。

  1. 唇音(しんおん)
  2. 舌尖音(ぜっせんおん)
  3. 舌根音(ぜっこんおん)
  4. 舌面音(ぜつめんおん)
  5. 反舌音(そりじたおん)
  6. 舌歯音(ぜったんおん)

こういう一覧をみるとつい暗記しようとしがちですが、一つ一つゆっくり学んでいきましょう。

今回の記事は「唇音(しんおん)」について学んでいきます。

唇音(しんおん)とは?

私は今回学習をするまで「唇音」について分かりませんでした…。

調べてみると唇音は「しんおん」と読むそうです。(そこから)

唇音(しんおん)は下唇と、口からの息を組み合わせてできる子音のようです。

例えば日本語でいう「ぽ」や「ぼ」というひらがなは、口から息が「ぽぉ」と出ていくような感覚ですよね。

さっそく中国語の唇音について学んでいきましょう。

唇音(b)【注意】

今回一番注意が必要な「b」を先に学んでしまいましょう。

日本語の感覚で「bi」は「ビ」ですが、中国語では「プィ-」というような発音になります。

ピンイン表記で[bo]の場合、閉じた唇を開けて「ぽ」と発音します。空気は口から漏れるような感覚で、空気は真っ直ぐに進まないです。

口の前にティッシュをのれんのようにたらしてみて、[bo]を発音してもティッシュは殆ど動かないです。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

唇音(p)

ピンイン表記で[po]の場合、閉じた唇を開けて「ぽ」と発音します。

日本語の「ぽ」に近い発音で、空気が口からまっすぐ進むイメージです。

[bo]と違い、[po]は発音をすると空気が口からまっすぐ飛び出ます。

口の前にティッシュをたらしていたらがあったら動く感覚です。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

唇音(m)

ピンイン表記で[mo]の場合、閉じた唇を開けて「も」と発音します。

日本語も「も」と発音は近いそうです。

発音するときは鼻からも息が抜けることを意識します。

※日本語でも「も」を発音するときに鼻を閉じると発音しづらいと思います。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

唇音(f)

ピンイン表記で[fo]の場合、上の前歯が下唇に少しくっついた状態で、「ふぉ」と発音します。

英語の[f]に近い発音です。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

まとめ

今回は次の内容を中心に執筆を行いました。

  • 中国における子音は全部で「21つ」ある
  • 唇音(しんおん)は下唇と、口からの息を組み合わせてできる子音のようです。
  • 子音の[b]は、空気は口から漏れるような感覚で、空気は真っ直ぐに進まない

発音ボタンのまとめ


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