要約:最後まで読むと、この画像の内容が理解できます。
前回までの記事「イメージで中国語(台湾華語)学習 発音編まとめ(母音-第1回〜第10回)」では母音について学んできました。
今回からは子音について学んでいきます。
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記事内で確認できる音声は各端末のブラウザの持っている機械音声によるものです。
実際の発音と違いがあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
子音 – 唇音(b, p, m, f)
今回から学ぶ子音は合計で21種類あります。
子音の概要を簡単に確認し、それぞれについて今回から学んでいきます。
子音の種類
中国における子音は全部で「21つ」あります。
日本語の子音は「13つ」と言われているので、多く感じます。
しかし、前回まで学んだ母音は「36つ」もあったことを考えると、少し少なく感じませんか?
子音には次の6つの分類があります。
- 唇音(しんおん)
- 舌尖音(ぜっせんおん)
- 舌根音(ぜっこんおん)
- 舌面音(ぜつめんおん)
- 反舌音(そりじたおん)
- 舌歯音(ぜったんおん)
こういう一覧をみるとつい暗記しようとしがちですが、一つ一つゆっくり学んでいきましょう。
今回の記事は「唇音(しんおん)」について学んでいきます。
唇音(しんおん)とは?
私は今回学習をするまで「唇音」について分かりませんでした…。
調べてみると唇音は「しんおん」と読むそうです。(そこから)
唇音(しんおん)は下唇と、口からの息を組み合わせてできる子音のようです。
例えば日本語でいう「ぽ」や「ぼ」というひらがなは、口から息が「ぽぉ」と出ていくような感覚ですよね。
さっそく中国語の唇音について学んでいきましょう。
唇音(b)【注意】
今回一番注意が必要な「b」を先に学んでしまいましょう。
日本語の感覚で「bi」は「ビ」ですが、中国語では「プィ-」というような発音になります。
ピンイン表記で[bo]の場合、閉じた唇を開けて「ぽ」と発音します。空気は口から漏れるような感覚で、空気は真っ直ぐに進まないです。
口の前にティッシュをのれんのようにたらしてみて、[bo]を発音してもティッシュは殆ど動かないです。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
唇音(p)
ピンイン表記で[po]の場合、閉じた唇を開けて「ぽ」と発音します。
日本語の「ぽ」に近い発音で、空気が口からまっすぐ進むイメージです。
[bo]と違い、[po]は発音をすると空気が口からまっすぐ飛び出ます。
口の前にティッシュをたらしていたらがあったら動く感覚です。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
唇音(m)
ピンイン表記で[mo]の場合、閉じた唇を開けて「も」と発音します。
日本語も「も」と発音は近いそうです。
発音するときは鼻からも息が抜けることを意識します。
※日本語でも「も」を発音するときに鼻を閉じると発音しづらいと思います。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
唇音(f)
ピンイン表記で[fo]の場合、上の前歯が下唇に少しくっついた状態で、「ふぉ」と発音します。
英語の[f]に近い発音です。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
まとめ
今回は次の内容を中心に執筆を行いました。
- 中国における子音は全部で「21つ」ある
- 唇音(しんおん)は下唇と、口からの息を組み合わせてできる子音のようです。
- 子音の[b]は、空気は口から漏れるような感覚で、空気は真っ直ぐに進まない
発音ボタンのまとめ
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