要約:最後まで読むと、この画像の内容が理解できます。
前回の記事「(発音編 第6回)三重母音【音声読み上げ機能付き!イメージで中国語(台湾華語)学習】真ん中を強く発音する「iao, iou, uai, uei」」では「三重母音」を学びました。
今回は新しく「鼻母音」について学んでいきます。
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記事内で確認できる音声は各端末のブラウザの持っている機械音声によるものです。
実際の発音と違いがあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。
「n」と「ng」の違い
違いは「案内」と「案外」で解決?
いきなりですが「案内」と「案外」と発音をしてみてください。そのときに舌はどうなっていますか?
舌の位置が違うと思います。
「n」と「ng」の違いは「案内」と発音しているときの「ん」と、「案外」と発音しているときの「ん」の発音です。
次から画像付きで詳しくみていきましょう。
「ん(n)」の発音
「n」は日本語で「案内」というときの「ん」です。
舌先を上の歯茎につけたまま「ん」を発音します。
発音したあとは口を開けたままにしておくとよいらしいです。
「ん(ng)」の発音
「ng」は日本語で「案外(あんがい)」というときの「ん」です。
「が」をいう直前で寸止めをした状態に近いです。
舌の付け根を喉につけるイメージで、鼻から音を抜き、口を閉じます。
母音 – 鼻母音 (an, en, in, ün)
「n」と「ng」の基本を押さえたところで学んでいくのが母音16つです…。これまで学んできた母音の数くらい鼻母音は数が存在します。
今回はその中でも比較的シンプルな「n」を使った鼻母音を学んでいきましょう。
鼻母音 (an)
最初に「あ」を発音し、舌先を上の歯茎につけて「ん」を発音します。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
鼻母音 (en)
最初に口を形を「え」にしながら「う」を発音し、舌先を上の歯茎につけて「ん」を発音します。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
鼻母音 (in)
最初に「い」を発音し、舌先を上の歯茎につけて「ん」を発音します。
単独で使うときは「yin」で置き換えられます。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
鼻母音 (ün)
最初に「あ」を発音し、舌先を上の歯茎につけて「ん」を発音します。
単独で使うときは「yun」で置き換えられます。
次のボタンを押して発音を確認してみましょう。
まとめ
今回は次の内容を中心に執筆を行いました。
- 「n」と「ng」の違いは「案内」と発音しているときの「ん」と、「案外」と発音しているときの「ん」の発音
- 「n」は日本語で「案内」というときの「ん」
- 「ng」は日本語で「案外(あんがい)」というときの「ん」
発音ボタンのまとめ
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