台湾華語

(発音編 第16回)子音 – 舌歯音(z, c, s)【音声読み上げ機能付き!イメージで中国語(台湾華語)学習】「い」じゃない!

要約:最後まで読むと、この画像の内容が理解できます。

前回の記事「(発音編 第15回)子音 – 反舌音(zh, ch, sh, r)【音声読み上げ機能付き!イメージで中国語(台湾華語)学習】日本語の「ろ」と発音するとき」では「反舌音」を学びました。

今回は舌歯音(ぜっしおん)について学んでいきます。

事前にご確認ください

漢字横に表示されている「♪」ボタンをクリックすると音声が流れます。(音声を確認する場合マナーモードを解除してご利用ください)
記事内で確認できる音声は各端末のブラウザの持っている機械音声によるものです。
実際の発音と違いがあるかもしれませんので、あらかじめご了承ください。

子音 – 舌歯音(z, c, s)

今回は子音6種類のうちの6回目最後「舌歯音(ぜっしおん)」です。まず舌歯音とは何か見ていき、それぞれ子音について学んでいきます。

舌歯音(ぜっしおん)とは?

「舌の歯の音」と書いて「舌歯音(ぜっしおん)」と言います。

対応する子音としては「z」「c」「s」の3つです。

前回まで学んできた「反舌音(zh, ch, sh, r)」とは何が違うのでしょうか。

舌歯音と反舌音の違いは舌の位置です。

前回まで学んできた反舌音(そりじたおん)では、上の歯茎のやや後ろに舌がつくのに対して、舌歯音では上の前歯の後ろにつきます。

その結果、音も変わってくるので一つ一つ確認していきましょう。

反舌音(z)【注意】

ピンイン表記で[zi]の場合「づ」に近いです。

舌先を上の前歯のやや後ろにつけて、息で舌と歯を話すように発音します。

舌をしっかり歯の後ろにつけて発音をすると「ぢ」とは発音ができないはずです。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

反舌音(c)【注意】

ピンイン表記で[ci]の場合「つ」に近いです。

舌先を上の前歯のやや後ろにつけて、息で舌と歯を話すように発音します。

舌をしっかり歯の後ろにつけて発音をすると「ぢ」とは発音ができないはずです。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

反舌音(s)【注意】

ピンイン表記で[si]の場合「す」に近いです。

舌先を上の前歯のやや後ろにつけて、息で舌と歯を話すように発音します。

舌をしっかり歯の後ろにつけて発音をすると「し」とは発音ができないはずです。

次のボタンを押して発音を確認してみましょう。

まとめ

今回は次の内容を中心に執筆を行いました。

  • 舌歯音は「ぜっしおん」と読む
  • 舌歯音では上の前歯の後ろにつき、息で外れるイメージ
  • zi,ci,siはそれぞれ「づ、つ、す」と読む。「ぢ、ち、し」じゃない

今回までの全16回で、四声や母音や子音は一区切りです。

これで発音の基礎は抑えられたと思うので、今後は細かい注意点や実践を積めるような方法を模索していきたいと思います。

発音ボタンのまとめ


当ブログの最新の投稿に関する情報は「Twitter@majinalife」で行っております。

Instagramではブログにアップしている写真を中心に投稿をしているので、こちらからも確認ができます。Instagram@majinalife