2020年4月10日に公開の「英語勉強中だけど、台湾が好きでしょうがないので中国語を勉強してみようと思う。」では、タイトルのとおり中国語を勉強してみようと、まずは中国語で使われる漢字の違いを確認しました。
今回の記事では、中国語を独学にするにあたりどのようなものを使って勉強するかを考えてみます。
中国語(台湾華語)を独学で勉強は何から始める?
独学で何かを勉強を始めるためには、方向性を間違えないことが重要です。
まず、自分はどの地点にいてどこを目指しているか考えてみると良いです。ご参考までに以降は私の例です。
私が知っている中国語は謝謝、魯肉飯、西門町…
まず私のスタート地点の把握です。
私はこれまで中国語を学んだことがありませんが、台湾に2回行ったことがあります。
おかげで食べ物や地名は少しだけ知っています。とはいえ、これはゼロスタートと考えた方が良さそうです。
そのため、私は「初心者向けの中国語学習情報」を探していく必要がありますね。
最終的な目標は何か
私の中では、「台湾旅行、特に飲食店で好きなものを注文できるようにしたい」「三原JAPAN(中国語)の動画を楽しみたい」という2つの理由があります。
つまりは「コミュニケーション目的」と「動画視聴目的」ということになりますので、「話す」「聴く」「読む(字幕)」の技術が必要です。
中国語入門者は何から始めるか
中国語はコミュニケーションを取る上で「発音」が何よりも重要らしいです。
中国語には母音が36種類、子音は20種類も存在するのです…。
それに対して日本語は母音が5個・子音が13個しかないのです。
カタカナで「マー」と書いても、中国語では「お母さん」「麻」「馬」「驚く」という4つの意味があります…。
つまり、中国語をカタカナ読みで学んだところで、相手に伝わらない可能性が非常に高いということです…。
ちなみに英語の母音は26個と中国よりは少ないですが、カタカナ英語で外国人に言葉が伝わらなかった経験はないでしょうか。それ以上に、中国語は相手に伝わらないということです。
中国語の発音の区別は「四声(しせい)」というもので区別をできます。四声は、「ピンイン」と「ポポモフォ」の2種類の表記法が存在します。
- ピンイン:アルファベットと記号で構成されていて、標準中国語の一般的な表記方法
- ポポモフォ:(日本人からすると)謎の記号で構成されていて、台湾だけで使われている表記方法
これまでに漢字の種類として「簡体字」と「繁体字」2つあることを調べましたが、発音も「ピンイン」と「ポポモフォ」の2種類があります…。
中国語入門者向けの書籍は?
これまでのまとめをします。
- 台湾で使われる中国語は「台湾華語」と呼ばれる
- 台湾華語は「繁体字」という漢字使用する
- 中国語(台湾華語)の発音は「ピンイン」と「ポポモフォ」の2種類が存在する。
上記をふまえて、台湾華語の入門者向けの書籍を探してみたのですがほとんど見当たりません…。やはり中国語というと中国本土の簡体字のものが一般的なようです。
そこで、思い出しました。台湾で主に使われている中国語(台湾華語)は、あくまで中国本土でも使われている標準中国語の派生です。
となると、簡体字の初心者向け中国語教材を活用すれば、最低限文法など基礎部分は掴めるのではないかと思いました。
情報量が多いということは困ったときに別の書籍やインターネットで調べるのも容易ですからね。
このように、私は中国本土で使われる簡体字を使用して中国語の基礎を学んでいこうと思いました。
台湾で活動している日本人もスタートは簡体字の中国語を学んでいる人が多い
私が大好きなYoutuverグループの三原JAPANのメンバが、中国語の学び方について動画を出しています。
また、台湾に在住の日本人SAYULOGさんも中国語の学び方について動画を出しています。
共通していたのが「大学で第二外国語として中国語(簡体字)を学んだことがある」ということでした。
私が中国語学習に選んだ教材
独学で中国語を学ぶために、情報量の多い簡体字を使った中国語書籍を買うことにしました。
「新ゼロからスタート中国語 文法編」をKindle版で買った
中国語学習(簡体字)の入門テキストは数多く存在しますが、私は「新ゼロからスタート中国語 文法編」を購入しました。
ご参考までに、本書の音声は「audiobook.jp」からダウンロードが可能です。
audiobook.jpは既に使っているサービスだったのでむしろ追加方法を迷ってしまいましたが、次の出版社のページにコードの記載があります。
新ゼロからスタート中国語 文法編 – Jリサーチ出版 英会話 TOEIC 通訳 英検 はじめてのえいご
同じページに「コードを入力して音声をダウンロード」のリンクがあるので、そこからコードの入力を行う必要があります。
音声ダウンロード方法は、書籍には書かれていないので気付かない人は気付かないと思います…。
ちなみに、なぜこの書籍を選んだかというと、言語学習において共通なのは「文法」という最低限のルールを学ぶことが重要だと私は考えています。
そのため、文法を学べる初心者向けのテキストということで新ゼロからスタート中国語 文法編を購入しました。
上記は「英語」の学習における文法の重要性に関する動画なのです。
私自身Atsueigoさんの動画にはいつも感心をさせられていますが、特にこの動画は納得しますね。
辞書アプリは魚のアイコンが特徴の「Pleco」が良さそう
英語を少し知っている方向けの情報になりますが、繁体字の辞書アプリは「Pleco」が良さそうです。
このアプリ、有料アドオンの存在するアプリですが、無料でも十分すぎるくらい活用が可能です。
無料の時点で広告が無いうえ、繁体字・簡体字両方の検索ができ、調べた言葉のお気に入り機能などもあります。
さらに、有料のアドオンには
- 手書き認識機能:1,220円
- 写真認識機能:1,220円
- フラッシュカード機能:1,220円
など、便利な機能が存在します。
詳しくは、別の記事で紹介をしたいと思います。(2020年4月11日時点、作成中)
まずは1〜2週間続けてみる:習慣化の重要性
何事も継続や習慣化が重要です。
特に言語学習は1日や2日ですぐにできるようになるものではないので、長い時間をかけていく必要があります。
私は英語学習で、継続の重要性を十分理解できているつもりです。まずは地道に最低限の文法学習を1〜2週間ほど続けてみようと思います。
まとめ
今回は次の内容を中心に記事の執筆を行いました。
- 中国語をなぜ学びたいか目標を確認
- 中国語は発音が重要でピンインとポポモフォが存在する
- 情報量の多さから簡体字で最低限の文法を学ぼうと思う
今回の記事は、初学者の私が悩んだ結果の内容ですので、少し遠回りしているかもしれません。ですが、少しでも初学者の人に情報を提供できれば幸いです。
次の記事は「中国語(台湾華語)のデジタル学習環境を整える(iPhone,iPad,Mac)」です(2020/04/12公開)
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